入院について About hospitalization
外来で医師が診察した結果、入院による治療が必要と判断した場合に入院を決定します。
入院を希望される際には、ご両親や身内の方等、患者さんの症状を詳しくご存知の方と一緒においでください。
入院には、精神保健福祉法に基づき、「任意入院」、「医療保護入院」、「措置入院」、といった形態で入院をしていただくことが可能です。
- ・任意入院
- 当院の医師が治療のために必要と診断した場合に、ご本人の同意のもとに行っていただく入院です。ただし、72時間に限り、精神保健指定医の判断により退院を制限することがあります。
- ・医療保護入院
- 患者さんご本人の同意がなくても、指定医が入院の必要性を認め、保護者が入院に同意したときの入院です。精神保健福祉法に基づく保護者とは、次のような方です。
1. 患者さんに後見人がいる場合:後見人
2. 患者さんが未成年の場合:親
3. 患者さんに配偶者がいる場合:配偶者
4. 上記以外の場合:20才以上の親、子、兄弟姉妹、祖父母、孫など(扶養義務者)のうち家庭裁判所で保護者の選任審判を受けた方
5. さらに4以外の場合:居住地の市区町村長
- ・措置入院
- 自傷他害の恐れがある場合で、知事の診察命令による2人の精神保健指定医が診察の結果、入院が必要と認められたとき知事の決定によって行われる入院です。
ご持参いただくもの The brought one
・入院の手続きに持参いただくもの
■健康保険証 ■保護者の印鑑 ■入院同意書・入院承諾書・保証書等 (病院で用意)
入院後に住所、保護者、健康保険証等に変更があった場合には、総合受付までお知らせ下さい。
・入院に必要な日用品
■ ネマキ 3着 ■ 普段着 3着 ■ 下着 5組 ■ タオル ■ 洗面用具一式 ■ プラスチック製コップ
■ 生理用品
■ 上履き ■ 運動靴 ■ 患者さんのお小遣い金 (病院で責任を持ってお預かりいたします。) ※ 所持品には氏名を記入してください。詳しくは各病棟職員にお尋ねください。
■ 上履き ■ 運動靴 ■ 患者さんのお小遣い金 (病院で責任を持ってお預かりいたします。) ※ 所持品には氏名を記入してください。詳しくは各病棟職員にお尋ねください。
その他の事項 Other matters
- 1. 入院費用
- 入院費用はそれぞれの健康保険により算定します。 入院費は、月末締めですので、翌月10日〜末日までに会計窓口にお支払い下さい。尚、入院費のお問い合せは、10日以降にお願いします。 1ヵ月の入院費の負担額が一定額を超えた時は、越えた部分が免除される制度がありますので、ご不明な点は、ご加入の健康保険にお尋ね下さい。 入院費について、ご不明な点がございましたら、総合受付までお尋ね下さい。
- 2. 小遣金
- 小遣金は原則として患者さんの自己管理ですが患者さんが管理できない場合は事務所でお預かりします。
ご家族方は残額にご注意のうえ不足にならないように適宜ご入金ください。 会計は日曜、祝日でも結構です。
- 3. 面会・通信
- 面会時間は原則として、午前10時から午後7時までです。ただし、治療上及び病状により、ご家族の方以外の面会はご遠慮していただく場合がございますので、ご了承下さい。 手紙やはがきによる家族や知人との通信は自由です。 各病棟には公衆電話が設置されており、患者さんの電話利用も随時可能です。(携帯電話の使用は、原則として禁止となっております。)
- 4. 外出・外泊
- 患者さんまたはご家族の希望により、医師の許可があれば外出・外泊することもできます。 治療方針に沿い医師の指示によって、訓練・退院準備などのために外出・外泊をしていただくことがあります。